令和3年度 第29回 芦原科学功労賞を受賞 主催 公益財団法人かがわ産業支援財団
弊社が香川県で開発した装着式塗装器TSペインターが第29回芦原科学功労賞を受賞しました。
この芦原科学賞は、故芦原義重氏(関西電力名誉会長、香川県名誉県民)からの寄附金を基金として、香川県内の産業技術の高度化及び産業の振興に寄与したと認められる成果に対して授与される賞であり、大賞、功労賞、奨励賞があります。
今回の功労賞受賞は、送電鉄塔だけでなく他業種インフラも含めた社会インフラの長寿命化に向けた塗装作業を、安全かつ効率的に実施できる新たな塗装器として、幅広い汎用性を有するとともに、今後も社会インフラの長寿命化及び地域の活性化に寄与できる製品であると評価されたものと受け止めております。
受賞メンバーは、遠藤彰、池内宏行、須藤昌明、三好泰弘、佐倉弘太郎の5名です。
令和3年度 第5回 インフラメンテナンス大賞 経済産業省 技術開発部門 優秀賞を受賞 「小口径空洞内撮影装置を用いたコンクリート基礎の劣化診断手法の開発」
四国電力送配電(株)殿、(株)四国総合研究所殿、弊社の三社共同開発による「小口径空洞内撮影装置を用いたコンクリート基礎の劣化診断手法の開発」が、第5回「インフラメンテナンス大賞」において、経済産業省 技術開発部門 優秀賞を受賞しました。
インフラメンテナンス大賞とは、日本国内における社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」という。)に係る優れた取組や技術開発を表彰し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的とした各省庁横断の表彰制度であり、各大臣賞、特別賞、優秀賞があります。
今回の優秀賞受賞は、鉄塔基礎の健全性評価の効率的な手法を開発して、劣化診断精度を向上するとともに、他のインフラへの適用も期待できることが評価されたものと受け止めております。弊社受賞者は須藤昌明です。
弊社が開発した本装置の特徴としましては、小口径ボーリングでコア抜きした壁面を画像診断することで、高精度な劣化診断を可能としたところです。また、本装置を使用した診断手法は、従来の診断手法に比べて大きなコスト低減が期待できます。
令和2年度 一般社団法人日本電気協会 第65回澁澤賞[発明・工夫・設計・施工]受賞
弊社が開発した「鉄塔塗装器TSペインター」が第65回澁澤賞[発明・工夫・設計・施工]を受賞しました。
この澁澤賞は、電気保安行政の礎を築かれた故澁澤元治博士が文化功労賞を受賞された栄誉を記念して昭和31年に設けられた、大変権威のある民間で唯一の電気保安関係の表彰制度です。
今回の受賞は、安全性・作業性の高い送電鉄塔用の塗装器を開発し、約20年の長きに渡り、現場ニーズや安全性・作業性向上の観点から改良を重ね、電気事業だけでなく橋梁や鉄道関係といった他業種にも採用が広まっていることが評価されるとともに、既製品を組み合わせることで世の中にない塗装器を生み出したというイノベーション的な要素も加味されたものと受け止めております。
受賞メンバーは、遠藤彰、池内宏行、須藤昌明、三好泰弘、佐倉弘太郎の5名です。
平成30年度 | 一般社団法人日本電気協会 四国支部 発明・考案等特別功績者表彰 「高粘度・高膜厚塗料ならびにフルハーネス型安全帯に対応した新型TSペインターの開発」 |
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平成23年度 | 社団法人日本電気協会 四国支部 発明・考案等特別功績者表彰 「鋼管鉄塔内面塗装用上向きノズル金具の開発」 |
平成18年度 | 社団法人日本電気協会 四国電気協会 発明・考案等特別功績者表彰 「循環型社会形成に向けた「廃がいしリサイクル」システムの構築」 |
平成15年度 | 社団法人日本電気協会 四国電気協会 発明・考案等特別功績者表彰 「高所塗装作業の安全性向上・効率化に資する背負式塗装器の開発」 |
平成9年度 | 四国電気協会 発明・考案等特別功績者表彰「送電用絶縁工具耐電圧試験設備の開発」 |
平成7年度 | 四国電気協会 発明・考案等特別功績者表彰「送電用避雷装置用ボンド金具の開発」 |